第9回 昭和46(1971)年6月 片町線 西木津−木津 P:筒井俊之
第9回の表紙は、ワラ1形とヨ5000形を取り上げます。
C11 344[奈]の次々位は、ワラ1形8798である。
ワラ1形は、ワム60000形の後継形式で、有蓋車唯一の17トン積みである。
昭和37(1962)年にワラ1・2が試作され、その後、昭和41(1966)年までにワラ100以降合わせて17367輌製造された。写真のワラ8798は、昭和39(1964)年製で、ワラ1形の真中あたりの製造であるが、ワラ1形は、試作車・量産車、あるいは製造所・製造年による変化が少ないことでも知られている。
機関車次位は、ヨ5000形5057である。ヨ3500形からの改造が多いなか、唯一の新製車グループ5050〜5149の一員で、昭和37(1962)年製である。写真の本車は、コンテナ特急色(黄緑6号)を纏っていることに注目してほしい。
片町線は、現在、学研都市線とペットネームが付けられ、JR東西線が開通し、木津−尼崎方面に207系が飛び交っており、C11形がのんびりとローカル貨物列車を引く状況と隔世の感がある。